名立たる武将たちから信仰を集めた”やはたのはちまんさん”
京都府八幡市にある石清水八幡宮に行ってきました
貞観元年(856)高僧、 行教が宇佐八幡宮で八幡大神の御託宣をうけ
貞観2年、男山に創建されたのが始まり
伊勢神宮と共に二所宗廟
御祭神 応神天皇 比咩大神 神功皇后
アクセス
- 駐車場 一日500円 一の鳥居の横を通り抜けたところにあります
- 電車 京阪電車「石清水八幡宮駅」下車 一の鳥居まで徒歩5分
- 参道ケーブルで八幡宮のある山上まで登る事も可能
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表参道
今回は車を駐車場にとめて二の鳥居から表参道を歩いて登りました
山頂の八幡宮までは30分程度 自然がいっぱいでチョットしたハイキングといったところ
二の鳥居
歩きやすく整備された参道を登って行きます
江戸時代末まで山中に多くの坊があり参道沿いにも坊跡が見られます
参道にあるお社 詳細不明ですが、しっかりご挨拶
そして三の鳥居をくぐります
石灯篭の並ぶ参道が続きます
三の鳥居をくぐるとまず目に付く一ツ石
「勝負石」とも呼ばれる勝負必勝・勝運の石
手水舎で清め南総門をくぐり抜けていよいよ本殿へ
南総門は改築工事中でした
日本三大八幡宮で国宝の社殿
朱色が鮮やかな御本社(国宝)
現存する八幡造りの中で最古かつ最大規模
現在の社殿は三代将軍家光の造り替えによるもの
本殿のまわりには多数の重要文化財や御神木など見どころ満載
本殿のまわりを時計回りにまわるとまず目に付く御神木
楠木正成公が建武元年(1334)に必勝を祈願して奉納した楠と伝えられている 樹齢約700年
重要文化財の西門
古くは鳥居だったようです
北西隅にある校倉 江戸時代中期ごろから存在しているよう
隣には住吉社
御祭神は底筒男命・中筒男命・表筒男命
北総門 こちらも古くは鳥居だったよう
そして若宮社 御祭神は仁徳天皇で男性の守護神
隣には若宮殿社がありこちらは女性の守護神
水若宮社 御祭神は応神天皇の御子 宇治椎郎子命
御本殿の東北の角は「鬼門」を封じるため石垣が斜めに切られています
霊力の宿る御神木 「おがたまの木」
一円玉に描かれている木
御本殿を囲んでいる土塀は織田信長が寄贈した信長塀
瓦と土を幾重にも重ねられていて耐火性 耐久性に優れている
ご覧の通り御本殿のまわりは見どころがいっぱい
また、御本殿内にも織田信長公寄贈の「黄金の雨樋」や
多数の彫刻を見る事ができます(拝観料1000円)
裏参道
一際印象的だった石清水社
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木々の隙間から光が差し、ななんとも神秘的
17世紀初頭に建てられた本殿と神水舎
見事な彫刻や彩色で彩られています
八幡宮設立以前からこの地にあり
井戸の水は寒い冬も厳しい干ばつの際も枯れることがなかったため
神聖な泉として人々に尊ばれてきました
今でもこの水が神事に使われています
さらに裏参道を進むと史跡「松花堂」と「泉坊」跡
江戸時代初期 石清水社の隣の瀧本坊の住職だった松花堂昭乗が引退したのち
泉坊に庵を建て松花堂と名づけました
昭乗が好んで使った四つ切り箱が器の基となり誕生したのが松花堂弁当
今ではお弁当の代名詞と言っても過言ではありませんね
二の鳥居まで帰って来ると 付近には源頼朝ゆかりの松があります
石清水八幡宮は源氏の氏神として信仰され源頼朝公上洛の折に参詣していた
1195年上洛した際、鎌倉から6本の松の苗木を持参して
石清水八幡宮の境内に植えたとされています
駐車場まで戻るとそばにある高良神社へ
徒然草にも登場する高良神社 八幡の氏神さんとして地元の人たちの心のよりどころでした
境内には根本に空洞のある御神木 自然のパワーをいただけます
高良神社を出ると頓宮
頓宮とは仮の宮とゆう意味で9月15日に行われる「石清水祭」では
本殿より御神霊が遷される御旅所となります
朱色が鮮やかな回廊に囲まれていて映画などの朝廷のシーンのよう
頓宮の北門を出ると一の鳥居
まとめ
今回、石清水八幡宮に初めて参拝することが出来ました
とにかく見どころ満載で2時間ほどウロウロしてました
時間に余裕をもってゆっくりまわってみる事をオススメします
また、周りにも安居橋(あんごばし)といわれる橋やグルメも楽しめます
絵になる橋 安居橋
鯖寿司の美味しいお店
老舗の和菓子屋
最後まで見て頂きありがとうございました
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